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学長の理念とミッション

グローバリゼーションという言葉が使われるようになって久しい。明治以来、日本は欧米の列強に追いつけと文明開化の名のもとに西洋文明を積極的に模倣し、急速に近代化を推進しました。「国家百年の計は、教育にあり」と言われます。福沢諭吉の「学問のすすめ」司馬遼太郎の「坂の上の雲」等、明治時代の教育には日本が大きく変貌していく過程の中での精神的な支柱と夢がありました。今日、世界のパワーバランスは、大きく揺らいでいます。戦後、圧倒的な力を持ったアメリカが徐々に衰退し、中国がアジアの大国として経済力と軍事力を増大させています。日本は、未だに失われた20年から抜け出せていません。今後、日本はどのような方向を目指して行くべきなのか、今日ほど原点に立ち返って国民全体で考えるべき時期はないでしよう。そして、教育はまたその支柱とならねばならないでしよう。アクチュアリーの教育もまたしかりです。

今年の3月、私の自宅に就活で忙しい中で東大の大学院修士の学生さん、アクチュアリー志望の女性、そして中堅でバリバリの外資アクチュアリーの方など、若い人が集まってアクチュアリーの教育制度のビジネスモデルの議論をする機会がありました。私の青春時代のように皆さん夢が豊富で輝いていました。私の会社のYoshida & Co., Ltd.のCo.は仲間たちの意味です。吉田学校の仲間たちを増やして若いアクチュアリーの夢をかなえてあげたいと心から思います。

私は、昨年からベトナムの某生命保険会社で保険計理人として働くようになり、半年は現地に居住してそのダイナミックな発展を生で感じ取っています。大手の保険会社から、日本の優秀な若手のアクチュアリーが続々とアジアに派遣されています。発展途上国とはいえ、10年先、20年先を見据えた戦略が個人も企業も必要です。そして、最近大手の生保会社3社が5000億円を超える投資をして米国の生保を買収しました。国内志向だった大手生保が、生き残りをかけて世界の最大の保険市場へ参入しました。グローバル化の時代とは、海外のことを日本にいて学ぶのでなく、日本人が海外に出て行って、自らが日本の技術を世界に浸透させ、さらに自身が大きく成長して羽ばたくことです。このような世界に羽ばたき情報発信していける日本人の若手アクチュアリーを数多く育てなければ、日本の業界とアクチュアリープロフェッションに未来はないでしよう。

私の考えるアクチュアリー教育理念を具現化する中において、日本や米国の試験合格のお手伝いや、インターンシップで実務経験を積んでもらったり、特論セミナーで最先端の動向把握していくことが可能な学院として、「東京国際アクチュアリーアカデミー」を2015年7月7日に設立しました。まさに世界に羽ばたくアクチュアリー人材の養成を目指していきたいと思います。

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